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風はもう吹かない

Chatmonchy

 チャットモンチーを久しぶりに聴いた。やっぱりいいなあ。オリジナルでなくベスト盤(2012年)で、というお茶濁しなんだけどね。誰か殴ってくれ。ふは。

 「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」とか「8cmのピンヒール」とか「シャングリラ」とか、一緒に口ずさめるチューン達が懐かしい。懐かしいんだけど、決して古さを感じさせない。なんたって楽曲自体がいいし、橋本絵莉子のギターはけれんみの欠片もなくざくざく弾いてるし、高橋久美子のドラムスもどこに打たれるか見当がつかなくてスリル満点だし。うーん、やっぱりトリオだったときの彼女達が一番だ。そこはかとなく初期のザ・ポリスを連想させるのが今更ながら興味深い。特に高橋のドラムスはスチュワート・コープランドを彷彿させる瞬間があって大好きだ。なんで脱退しちまったんだ。ああ、もったいない。今では二人になり、橋本はプライベートで間違いなく一旦休み、こうやってベスト盤を作り…。チャットモンチーはこれからどこに向かって歩いていくんだろう。

 私が愛してやまないNo.1ソング「風吹けば恋」が見せた不協和音に乗る旋律、ざらざらした手触り、性急さと疾走感、すぱっと切り取った日常感覚とストレートこの上ない歌詞の力強さ。こうした世界を作り上げることはもうないだろうな。


 ところで、橋本のシャウトを聴いていると、「クラシック」たった1曲でヤられちまったJUDY AND MARY、というより当時のYUKIをふと思い出させる。そういやYUKIはソロの方が長くなったんだっけ。もう弾けなくなってきたよなあ。彼女もソロソロじゃないかな。なんちて。

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おなごの不思議

 しっかし、女性とはかくも不思議なものであることよ。事細かなあれやこれやをよく覚えている。

 例えば、様々な記念日をまず忘れない。誕生日とかウェディングとかは、まあ分かる。んが、初めて出会った日とかどこどこへ初めて出かけた日とか、その他のあれやこれやまでこちらが忘れている日付をしっかり覚えているのには驚愕する。

 さらにこちらの言った数々のセリフや行い、つまり一挙手一投足を折にふれては、あなたはわたしにこう言っただの、わたしにこう振る舞っただの、こちらが全然覚えていないことを持ち出してくる。まあ、これは私だけなのかもしれないが、自分が言ったり行ったりしたことは、そのときのみの真実でしかない。

 だから、

あなたはあのときあの場でわたしにこう言ってくれたのに。とか、
あなたはあのときあの場でわたしにこうしてくれたのに。

…とか言われても、へえ、そうだったかな。まあそのときはそう思ったんだろね。そうしたかったんだろね。だからそれはきっと嘘ではないよ。俺はその場その場で正直なだけなんだ。…としか返しようがない。

 これは特定の女性だけの表れではない。何人ものおなごが見せた共通のものである。

 まあ、女心が分からない、鈍感である、ことぐらいの自覚は持っている私であるが、それにしても、私にとって女性とは不思議な存在である。

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