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伊達藩をゆく 3

 そうか。そうだよな。一夜明けてどっと肩の荷を下ろしたんだきっと。それほど開幕試合までの道のりは長かったし重かったんだろう。うう。やってくれたよとことん2戦目で。東北楽天0-26千葉ロッテだと。まぁこれからも強烈な話題を提供してもらおう。嬉しかったのは次々炎上する投手陣にあって福盛一人がぴりっとしてたことだ。さすがは福盛だ。かつて横浜で気を吐いていたのは伊達ではない。伊達?

 そうだ。伊達だ。伊達藩だったのだ話は。えーと、今回は平泉へ。

 餅食って、ついでに店内で餅ついて、ついた餅をまた食って。膨らんだ腹とよろける足を中尊寺へと向かわせる。ふらふら。さて、中尊寺といえばちょっとヤな予感はあった。そうなのだ。厳かな境内のどこかにそれはあるに違いないという。ないな。よし、ここにもない。ふむ、ここにもない。おいおい、なにきょろきょろしてんだお前は。早く向かえよ金色堂へ。

 本当に栄華を誇っていたのかこの平泉界隈は。つはものどもが夢のあとってか。まさにそんな気分でへらへらする私を打ちのめすのに十分な空気を発していたのだった金色堂内は。言葉を発することを一切許してくれない。悠久のときを超えて私の前に現れたのは奥州藤原代々の放つナニモノカである。くすんだ黄金色に乗る極彩色。これでもかとばかりふんだんに螺鈿をはめ込んだ台座や柱。居並ぶ仏像群。ガラス越しに私を圧倒するのは藤原四代の時代の空気である。駆け巡るのは前九年だの後三年だの安倍頼時だの源義家だの。それにしても藤原清衡や基衡がこの地に描いたグランド・デザインはどんなものだったのだろう。しばし思いを巡らす。ふーむ…。トイレ行こ。

 トイレは土産物売り場横の外階段を下りていった先にある。ポスターがある。まだ解けてない雪があちこちに集められているな。ポスターがあるよ。ここが雪国だったことに今更ながら気づく。ポスターがあるってば。だからなんなんださっきから。いやだからその…。いたのだ。トイレに向かう途中、ヤツは視界の隅に飛び込んできた。土産物売り場入口あたりのポスターだった。君には会いたくなかったのに武者姿の滝沢秀明君。ヤな予感ははたして的中したのである。

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ではこれからも頑張って下さい☆

Posted by: 人気BLOGランキング | Mar 28, 2005 at 20:46

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