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ほっこり、はんなり

 おかえりやす。そうどす。なまけものは京都に行ってきたんどす。

 どういう訳か私はここんとこ急に京都づいている。仕事でなくプライべートで3回も足を運んでしまった。昨年8月、うだる二条駅前の空を見上げたら視界がぼやけ一瞬気が遠くなったけど。12月末、凍てつく早朝の三十三間堂なら境内で倒れそうになったけど。そしてこの2月、デパ地下の度を越した混雑ぶりにその場でしゃがみ込みそうになったけど。それでもこの都に流れるはんなりには勝てないのだ。つい訪れてしまうのだ。しかし半年で3回も行くか普通。

◆食ったもの◆
 松花堂弁当 (美登幸)
 抹茶パフェ (都路里・祇園本店)
 ラーメン (第一旭・たかばし本店)
 五味雑炊 (かつ竹)
 湯豆腐 (西山艸堂)
 ほうじ茶パフェ (都路里・伊勢丹店)
 ラーメンと焼飯 (新福菜館・本店)
 山椒うなぎ蒸篭ご飯 (十二段屋・花見小路店)
 和菓子 (老松)
 湯豆腐 (奥丹・本店)
 抹茶ムース (都路里・伊勢丹店)
 柿の葉押し鮨(鯛、鯖、秋刀魚、穴子)弁当 (伊勢丹地下2階)

 一番のお気に入りは鹿ケ谷通の小路を少し入った「かつ竹」の五味雑炊だ。なんたっておやじさん、おばちゃんが二人だけで切り盛りしている小さな店だ。店というより普通の家だよまるで。入口に暖簾や竹がなければ見過ごしてしまうじゃないか。
 私達5人が訪れたらおばちゃん一人しかいなくてばたばた準備を始めた。その内別の客が入ってくる。おばちゃんは俄然忙しくなった。一人で全部準備しているぞ。他に店員はいないのか。大丈夫か。無事食えるのか。しばらくしてどこかのおっちゃんがひょっこり現れた。もそもそ着替え始めている。な、なんだ。このおっちゃんがおやじさんなのか。なにしてたんだおやじさん。見るとおばちゃんの顔に安堵の色が。客の私達だってほっとする。それにしてもおやじさんは手馴れている。見事な手さばきだ。あっという間に5人前をカウンターに並べてみせた。そりゃそうだろう。なにしろおばちゃんが準備したんだ。
 ふうふう言いながら雑炊を口に運ぶ。熱つっ。う、うはい。胃袋にしみる。体がぽかぽかしてくる。食後の冷たいシャーベットがまた絶妙だ。なんていうんだろう。ほっこりさせてくれたんだよなここの雑炊が。この小さな店が。なによりここのおやじさん・おばちゃんコンビが。

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