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宮本昌孝

◆読んじゃった <数字は採点/10点満点>
宮本昌孝  『夕立太平記』 9
宮本昌孝  『夏雲あがれ』 8
浅田次郎  『きんぴか』 8
隆慶一郎  『見知らぬ海へ』 7
隆慶一郎  『影武者徳川家康』 7
佐々木譲  『ワシントン封印工作』 7
大沢在昌  『眠たい奴ら』 7
宮本昌孝  『藩校早春賦』 6
福井晴敏  『Twelve Y.O.』 6
宮部みゆき 『魔術はささやく』 5

◆途中で止めた
宮本昌孝  『剣豪将軍義輝』

◆今読んでいる
宮部みゆき 『蒲生邸事件』

◆今度読みたい
宮本昌孝  『ふたり道三』
小川洋子  『博士の愛した数式』
福井晴敏  『終戦のローレライ』
ジョン・コラピント 『著者略歴』
東野圭吾  『手紙』

 それにしても宮本昌孝が気になる。
 宮本昌孝が描く時代物が気になる。読後の爽やかさや開放感は他に見当たらないんじゃないか。『夕立太平記』も『夏雲あがれ』も『藩校早春賦』も。人と人が複雑に絡み合う関係やしがらみを周到に張りめぐらし奥深さや重厚さを漂わせる一方、春のような風を始終吹かせている。青春あり任侠ありサスペンスありユーモアあり。司馬遼太郎や山本周五郎あるいは山岡荘八などとは明らかに違うタイプだ。隆慶一郎にも飯嶋和一にもこの色はちょっと出せないのではなかろうか。
 今気がかりなのは『剣豪将軍義輝』を序盤でギブアップしちまったことだ。テンポの良い展開に繰り返し水を差す詳細な背景説明がよろしくない。同じ轍を長編『ふたり道三』で踏まずに済むだろうか。不安と期待の混ぜ合わせ。
 とにもかくにも宮本昌孝は気になる。

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